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大人目線のクラシック通
樋口 裕一
作家
セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
23/10/29(日)~23/11/1(水)
サントリーホール 大ホール
今年は次々と海外の有名オーケストラが来日しますが、その中で地味でありながらも、感動的な演奏をしてくれるのが、チェコ・フィルです。名匠セミヨン・ビシュコフが首席指揮者に就任してから黄金時代を迎えています。今回、そのチェコ・フィルがオール・ドヴォルザークのコンサートを数回開きます。 29日のコンサートでは、交響曲第8番と、チェロ協奏曲が演奏されます。いずれも名曲中の名曲。チェロ独奏はスペイン生まれの若き俊英パブロ・フェランデス。ビシュコフの熱くも緻密にコントロールされた音楽とフェランデスの生き生きとしたチェロによってきっと感動的な音楽が作り出されるでしょう。
23/10/21(土)