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クラシック業界ご意見番
東条 碩夫
音楽評論家
クラウス・マケラ指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
23/10/18(水)
東京芸術劇場 コンサートホール
「風雲児指揮者マケラの本領、シベリウス」 今年27歳の若さながら、すでにオスロ・フィルの首席指揮者、パリ管弦楽団の音楽監督を兼任し、数年後にはコンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者就任も決まっているという、フィンランド出身のクラウス・マケラ。まさにいま、欧州指揮界に風雲を巻き起こしている指揮者と言っていいだろう。パリ管とは昨秋来日したが、今年10月にはオスロ・フィルと来日する。 その公演の中には、彼の故郷フィンランドのシベリウスの「交響曲第2番」と「第5番」を演奏するプログラムが2回ある。CDで出ている彼とオスロ・フィルのシベリウスの圧倒的な素晴らしさについては、すでにご承知の方も多かろう。それがいよいよナマで聴けるというわけである。 10月18日 東京芸術劇場 コンサートホール 10月24日 サントリーホール 大ホール
23/10/10(火)