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内外問わず話題作・娯楽作を本音で紹介

笠井 信輔

フリーアナウンサー

色んな意味で強烈すぎる!やっぱり北野武監督は一筋縄ではいかない。織田信長と明智光秀の確執から本能寺の変のその後までを描くのだが、タイトル通り、とにかく首が飛ぶ飛ぶ。その表現には遠慮がない。さらに、武将たちにまともな人間がいない(笑)。信長を演じる加瀬亮の狂気は底なし。たけし演じる秀吉は人でなし。ちょうどNHK大河『どうする家康』と同じ時代なので、武将たちのキャラ違いに愕然とする。が!北野監督は「こっちがリアル」と言わんばかりで、時代の闇をあぶりだすのだ。本当の武将たちは皆みっともない存在だったのかもしれない。そして男同士の恋愛の多さに、ちょっと大島渚監督の『御法度』を思い出したりした。これは好き嫌いが分かれそう。

23/10/29(日)

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