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大人目線のクラシック通

樋口 裕一

作家

アンドリス・ネルソンス指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

ゲヴァントハウス管弦楽団は言わずと知れた数々の歴史的名曲の初演にあたってきた世界最古の市民によって結成されたオーケストラです。メンデルスゾーンをはじめ名だたる名指揮者が楽長を務めてきましたが、現在の楽長は今回指揮をするアンドリス・ネルソンス。 今回2つのプログラムで来日公演を行いますが、その一つがワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死とブルックナーの交響曲第9番(ノーヴァク版)の演奏です(11月22日公演)。 ネルソンスはバイロイト音楽祭でも見事な演奏を聴かせてくれましたし、ブルックナーは大の得意。この歴史あるオーケストラから重厚でしかも輝かしく躍動感にあふれる音楽を聴かせてくれることでしょう。

23/11/12(日)

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