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クラシック公演の魅力をやさしく解説

田中 泰

音楽ジャーナリスト

新国立劇場オペラ『こうもり』

“ワルツ王”と讃えられた当代一の人気作曲家ヨハン・シュトラウスⅡ世がオペレッタの世界に足を踏み入れたのは、“オペレッタの父”と讃えられるオッフェンバックからの影響だ。その代表作にして、優雅で軽快なワルツが全編を彩るオペレッタ『こうもり』の出来栄えは流石の一言、オペレッタの王”と呼ばれるに相応しい名曲中の名曲だ。 初演は1874年4月5日。ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で行われ、ウィーンを始めとするドイツ語圏においては、今も大晦日恒例の重要な演目として愛されている人気演目だ。その内容は、大晦日のパーティを舞台としたドタバタ喜劇。というわけで、『第九』や『メサイア』も素敵だけれど、今年の年末は『こうもり』で過ごしてみるのはいかが?

23/11/29(水)

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