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水先案内人のおすすめ

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おとなのJ-POPとJ-ROCKを紹介

平山 雄一

音楽評論家、プロデューサー、俳人

亜無亜危異 presents"SHOWDOWN 2019"

1980年の六本木交差点で、僕は初めてアナーキーのメンバーに会った。ちょうど交差点を渡ろうとしたとき、反対側から知り合いのレコード・ディレクターが数人の若者を連れて横断歩道を来たのだが、すれ違いざま、紹介された若者たちがアナーキーだった。およそ六本木に似合わない、旧・国鉄の作業服を着た彼らは、僕の脳裏に強烈な印象を残した。しばらくして届いたデビュー・アルバム『アナーキー』を聴いてショックを受け、すぐにインタビューを申し込んだことを覚えている。 その後の彼らは、意外な展開を見せる。パンクバンドにありがちな反・技術指向には陥らず、その音楽性を伸ばしていく。が、メンバーの不祥事など、波乱が待ち受け...

19/1/28(月)

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