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クラシック公演の魅力をやさしく解説
田中 泰
音楽ジャーナリスト
【ホールA公演】ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024「ORIGINES(オリジン) ―すべてはここからはじまった」
24/5/5(日)
東京国際フォーラム ホールA
昨年、4年ぶりに復活開催を行い、「ベートーヴェン」をテーマに、5月4日〜6日の3日間で18万人動員という素晴らしい結果を残した「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2023」。この世界最大級のクラシック音楽祭が、コロナ禍以前のサクセスロードを再び歩み始めた。 2024年のテーマは「ORIGINES(オリジン)−すべてはここからはじまった」。これはクラシック史上のエポックメイキングな作品に光を当てる壮大な試みだ。簡単に言えば“名曲のオンパレード”で、どれを選んでもハズレ無し。クラシック音楽の素晴らしさを満喫したい。 気になる公演はといえば、今年12月に引退予定の指揮者井上道義の「ラ・フォル・ジュルネ」におけるラストコンサートだ(5月5日)。伊福部昭作品での咆哮に期待したい。
24/4/27(土)