一連のシェイクスピアを原作とするヴェルディの傑作全3作が完結する。チョン・ミョンフン指揮の東京フィルの3作目は『マクベス』。 マエストロは「皆様がコンサートで100％ヴェルディの音楽を楽しむことができ、時には目を閉じて音楽が物語のすべてを語るのを聴くことができるのは、コンサート形式オペラの醍醐味」と語る。タイトルロールには一昨年の『ファルスタッフ』で絶賛を浴びたセバスティアン・カターナ、マクベス夫人にヴィットリア・イェオ。共にチョンとのオペラ共演が豊富な実力歌手が揃う。 冒頭にオケが鳴り始めれば、たちどころに惹き込まれてしまう人間ドラマの最高峰。音楽に集中できる演奏会形式ならではの魅力に浸りたい。 9月15日　オーチャードホール 9月17日　サントリーホール 9月19日　東京オペラシティ コンサートホール

24/9/6(金)