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アニメも含め時代を象徴する映画を紹介

堀 晃和

ライター(元産経新聞)、編集者

輝け! G9+1、アニメーションの巨匠たち

日本のアニメ―ションは今や世界で高い評価を受け、絶大な人気を獲得している。その中で黎明期から活動を続け、“世界最高齢のアニメーション作家集団”と称される人たちがいる。10人で“キャリア計800年”の「G9+1(ジーナイン・プラスワン)」だ。2004年に結成。2005年の『TOKYOファンタジア』は東京国際アニメフェア2010でグランプリに輝いた。 メンバーは「G9」が一色あづる(生年1949年)、大井文雄(同1944年)、吉良敬三(同1945年)、島村達雄(同1933年)、鈴木伸一(同1933年)、西村緋祿司(同1945年)、ひこねのりお(同1936年)、福島治(同1941年)、古川タク(同1941年)。いずれも1960年代から活躍してきたレジェンドたち。『鉄腕アトム』などの名作やNHK『みんなのうた』、CMなどに携わり、作風を観れば分かる人は多いだろう。「+1」はアニメーション作家で東京造形大教授の和田敏克(同1966年)で集団の進行役だ。 その結成20周年を祝う会「輝け!G9+1、アニメーションの巨匠たち」が9月16日夜、東京・杉並公会堂で開催される。目玉は、最新作『As Time Goes By~時の過ぎゆくままに』(8分13秒)の初公開。創作秘話やメンバーの紹介、コンサートもあり、アニメ史を語る上で貴重な一夜になりそうだ。

24/9/13(金)

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