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オペラと古楽をとりわけ愛する

朝岡 聡

アナウンサー

新国立劇場オペラ『ウィリアム・テル』

ロッシーニ最後のオペラにして最高傑作『ウィリアム・テル』が、ついに日本初のフランス語版の全曲舞台上演だ。ゆえにタイトル名も本来は『ギヨーム・テル』となる。 これまで日本では序曲と息子の頭の上のリンゴを射る場面だけが知られていたものの、壮大な物語の全貌を鑑賞する機会はなかった。まさに歴史的な公演となる。演出のヤニス・コッコスとオペラ芸術監督の大野和士にかかる期待は実に大きい。 歌手陣では、かつて新国立劇場で大喝采を浴びたルネ・バルベラ(21年『チェネレントラ』)とオルガ・ペレチャッコ(17年『ルチア』)のベルカント歌手とタイトルロールのゲジム・ミシュケタによるロッシーニ歌唱の精華を存分に味わいたい。

24/11/12(火)

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