“名門ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が来日”
通算2世紀近い歴史を持つ名門ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が3年ぶりに日本のファンへお目見えする。音楽総監督は現在空席(今秋にはオロスコ=エストラーダが就任予定)のため、フィンランド出身の名指揮者サカリ・オラモ(BBC交響楽団首席指揮者)が代わって同行来日する。オラモは優れた指揮者として定評があるし、つい先ごろも東京交響楽団に客演し好評を得たばかりなので、これは僥倖と言えるかもしれない。
プログラムにはマーラーの「交響曲第5番」、ベートーヴェンの「交響曲第7番」なども含まれているが、コンチェルトとして藤田真央が弾くシューマンの「ピアノ協奏曲」やモーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番」、諏訪内晶子が弾くブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」も入っているので、こちらも聴きものだろう。
なお公演は、埼玉県所沢、大阪、愛知県豊田、横浜でも開催される。
※2月10日、12日 サントリーホール/2月13日 東京オペラシティ