劇団四季の海外新作ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が、いよいよ4月6日、東京・竹芝のSMBCグループミュージカルシアター JR東日本四季劇場[秋]で日本初演の幕を開けます。 この作品は、1985年に公開されて世界中で大ヒットし、40年経った今もなお、たくさんのファンがいる同名映画のミュージカル化で、2020年にイギリスのマンチェスターでトライアウト、翌21年にはロンドンのウェストエンドで開幕を果たしました。22年のローレンス・オリビエ賞では、最優秀新作ミュージカル賞を受賞し、現在もアデルフィ・シアターでロングラン中です。 劇中では、映画のファンにはたまらないお馴染みのナンバー「The Power of Love」や「Johnny B. Goode」「Back inTime」も出てきますし、映画版のワクワクするオーヴァーチュアもちゃんと使われています。ミュージカル版オリジナルのナンバーの数々も、映画版の作詞・作曲をしたアラン・シルヴェストリと、新たに加わったグレン・バラードが手がけているので、ストーリーにうまくはまって楽しめるはず。演出は、『ユーリンタウン』でトニー賞を受賞したジョン・ランド、脚本は、こちらも映画と同じボブ・ゲイルが担当しています。 そして、1985年から30年前にタイムトラベルし、若き両親の仲を取り持とうと奮闘する高校生のマーティ・マクフライ（立崇なおと／笠松哲朗）や、その友人で、タイムマシンを発明する科学者ドクこと、エメット・ブラウン博士（野中万寿夫／阿久津陽一郎）と並ぶ“主役”が、タイムマシンに改造された車、デロリアン！　客席でもそのすごさを“体感”できると思います。

25/3/31(月)