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水先案内人のおすすめ

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内外問わず話題作・娯楽作を本音で紹介

笠井 信輔

フリーアナウンサー

かくかくしかじか

大共感! 漫画家になるために絵画教師(大泉洋)のもとで学び、人気漫画家になった東村アキコ(永野芽郁)の実話の映画化だ。 ところがこの先生、昭和から来たような超パワハラおやじ。竹刀を振り回し「描け!描け!」と、永野を追い込んでゆく。    われら昭和男児は『巨人の星』『アタックNo.1』とパワハラアニメを見て、食らいついてゆく強さを美徳としてきたので、大泉に納得。一方、令和の若者たちは、反発し逃避する永野に共感するのだろう。しかし、大泉の“パワハラ”が絶妙なさじ加減なのだ。しかも、あきらめない。どこまでも“寄り添うパワハラ”を見せる。 今の若者がこの教師像をどう受け止めるのか。こんな先生いてほしい! と思ってもらえたら最高だ。

25/4/28(月)

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