2004年生まれ、13歳でモスクワ音楽院付属中央音楽学校に留学、さらにグネーシン音楽院で名教師、タチアナ・ゼリクマン先生のもと学んだ奥井紫麻さん。昨年秋の豊洲シビックセンターホールでのリサイタルが好評だったとのことで、再び同ホールに登場。常設のファツィオリで、前回のショパン＆ラフマニノフとはまた一味違ったプログラムを披露します。 その内容は、バッハ＝ブゾーニの「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」に始まり、モーツァルト、ショパン、スクリャービン、ラフマニノフと、徐々に色を変化させていくようなバラエティに富んだもの。 少女の頃から多くのステージ経験を重ねてきた彼女。確信に満ちた表現力の持ち主ですが、まだ21歳になったばかりという若さです。フレッシュなのに落ち着いたその奥行きのある音楽の魅力を、ぜひ会場で。

25/5/6(火)