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大人目線のクラシック通

樋口 裕一

作家

東京交響楽団 川崎定期演奏会 第100回

ミケーレ・マリオッティはオペラに交響曲にと大活躍のイタリアの若き巨匠。燃焼するような指揮ぶりは一度聴いたら忘れられないでしょう。そのマリオッティが東響を振って、モーツァルト交響曲第25番とロッシーニの「スターバト・マーテル」を演奏します。 モーツァルトの交響曲第25番は、映画『アマデウス』で繰り返し流れましたので、ご存じの方も多いでしょう。「スターバト・マーテル」はわが子イエス・キリストを失った聖母マリアの嘆きを歌う宗教曲ですが、ロッシーニの手にかかると、まるでドラマティックなオペラ。しかし、その中に静かな信仰心が宿ります。しかも、なんと独唱者にハスミック・トロシャン、ダニエラ・バルチェッローナ、マキシム・ミロノフ、マルコ・ミミカという超豪華な布陣。楽しみです。

25/5/30(金)

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