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オペラと古楽をとりわけ愛する
朝岡 聡
アナウンサー
「2台のクラヴィコードによるバッハ父子の作品」上尾直毅&中山結菜
25/6/28(土)
マリーコンツェルト
16~18世紀に広く愛好された、家庭用の鍵盤楽器クラヴィコード。チェンバロに比べ音量は小さいが、鍵盤をたたく強さで音に強弱やヴィブラートをかけることが可能。この楽器をとりわけ愛したのが大バッハの次男C・P・E・バッハだった。 本コンサートでは、音域と楽器本体のサイズが異なる2つのクラヴィコードを用意して、大バッハと息子の作品が演奏される。いつもチェンバロで聴いている曲が「我に語りかける」が如く奏でられるのは、実に新鮮で味わい深いはず。 その魅力を感じるために、各回70名限定での2回公演。クラヴィコードの生演奏自体が珍しいのに加え、2台使用のコンサートとなると実に貴重な機会だ。古楽ファン垂涎の企画!
25/6/19(木)