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クラシック公演の魅力をやさしく解説

田中 泰

音楽ジャーナリスト

イリーナ・メジューエワ ラヴェル:ピアノ独奏曲 全曲演奏会

今年はフランスの作曲家モーリス・ラヴェル(1875-1937)の生誕150年にあたるメモリアル・イヤー。ドビュッシーとともに「印象主義」を切り開いたラヴェルの斬新かつお洒落な音楽をたっぷり堪能できるチャンス到来だ。 “管弦楽の魔術師”と称えられたラヴェルの根底にあったのがピアノ作品であることは周知の事実。繊細な銀細工を思わせるその音楽を、今をときめくイリーナ・メジューエワのピアノで聴けるとなれば、相模湖までの距離も苦にならない。 しかも使用されるピアノが、1922年製のニューヨーク・スタインウェイということは、まさにラヴェルが活躍していた時代の楽器にほかならない。音の良さでは定評のあるラックスマンホールでの響きやいかに。いにしえのラヴェルの面影に思いを馳せて。

25/5/31(土)

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