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現代作曲家の立場で分かりやすく紹介

三枝 成彰

現代作曲家

エリーナ・ガランチャ メゾソプラノ リサイタル2025

エリーナ・ガランチャさんはラトビア出身のメゾ・ソプラノ歌手。ラトビア音楽アカデミーで学び、1999年にヘルシンキのミルヤム・ヘリン国際声楽コンクールでの優勝を皮切りに、ヨーロッパでプロの声楽家としての道を歩み始めました。ドイツのマイニンゲン州立劇場への出演を経て、2003年にオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』でウィーン国立歌劇場の舞台に立って以降、ヨーロッパやアメリカの主要な劇場への出演が相次ぎます。モーツァルトやロッシーニ、そしてワーグナーまで、幅広いレパートリーを持ち、その存在感ある歌声は多くの聴衆を魅了しました。 2022年の来日公演に次ぐ今年、世界から注目されるメゾ・ソプラノ、ガランチャさんの現在を知ることができる貴重な機会がもたらされます。さらに今回は、趣の違った2つの演奏によるコンサートが予定されています。 6月17日(火)の東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルおよび23日(月)の大阪ザ・シンフォニーホールではマティアス・シュルツさんのピアノ伴奏での演奏で、6月19日(木)の愛知県芸術劇場および21日(土)・25日(水)のサントリーホール・大ホールでは新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏で、ビゼーの『カルメン』やチャイコフスキーの『オルレアンの少女』、サン=サーンスの『サムソンとデリラ』、グノーの『サバの女王』など、オペラ史に残る数々の名曲を聴かせて下さるとのこと。ピアノとオケでは、同じ歌手、同じ曲でも聞こえかたがまったく異なるはず。楽しみです。

25/6/8(日)

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