8月1日に東京ドームシティの中にあるIMM THEATERで幕が開く『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ～ハイヒールとつけまつげ～』を僕は2019年に大阪初演で見ている。日本ポップス界の父とも言える存在の服部良一の音楽にのせて”ブギの女王”と言われて一世を風靡した笠置シヅ子の一生を歌と芝居と生バンドで見ている。脚本はマキノノゾミ、演出は音楽劇をやらせたら抜群の白井晃、音楽監督はピアニストの小原孝に、笠置を演じるのはジャズも民謡も何でもこなす演歌歌手の神野美伽。その歌のグルーヴ感に僕は驚かされ、多くの人にその素晴らしさを話したが、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で笠置が取り上げられたことで、東京での再演が実現することとなった。王道演歌の新曲『まっぴら御免』も評判を呼んでいる神野美伽の大爆発をまた見られるのが最高にうれしい。

25/6/27(金)