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クラシック公演の魅力をやさしく解説

田中 泰

音楽ジャーナリスト

紀尾井ホール室内管弦楽団 第143回定期演奏会

紀尾井ホール室内管弦楽団の首席指揮者トレヴァー・ピノックの2シーズン目がスタートする。ソリストにアレクサンドラ・ドヴガン(ピアノ)を迎えたプログラムの素晴らしさからは、新シーズンに臨むピノックの思いが伝わってくるようだ。 今年生誕150年を迎えたラヴェル晩年の傑作「クープランの墓」を筆頭に、ピノックが絶賛しているドヴガンのピアノで楽しむベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。そしてメインには、若きメンデルスゾーンが描いたイタリアの風景を味わえる交響曲第4番「イタリア」だ。これはまさにお腹いっぱいになること間違いなし。 800席の極上空間に響く室内アンサンブルの繊細かつ鮮烈な響きにも期待したい。ピノックのスタートダッシュに乞うご期待。

25/6/26(木)

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