三鷹市芸術文化センターと、ここを拠点とするトウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア（結成時はトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ）が、ともに30周年を迎えるそうです。三鷹出身、ピアノもバリバリ弾ける指揮者の沼尻竜典さんが創設したこのオーケストラは、これまで、沼尻さんの弾き振りでモーツァルトのピアノ協奏曲をじわじわと全制覇するかのごとく取り上げてきました。 今回演奏するのは、モーツァルトが11歳で書いたピアノ協奏曲第3番。あわせてシューベルトの交響曲第7番「未完成」、さらにシュトラウス2世の『こうもり』からの抜粋が、“オペラ指揮者”沼尻さんお墨付きの歌い手とともに届けられるとのこと。30周年の特別演奏会にふさわしい豪華さ！ ちなみに私の中で沼尻さんといえば“インド料理好き指揮者”。そのため公演後にはふとカレーが食べたくなるのですが、お隣の西荻窪駅にはカレーの名店がたくさんあるので、前後に立ち寄ることも楽しみのひとつです。

25/7/19(土)