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現代作曲家の立場で分かりやすく紹介
三枝 成彰
現代作曲家
ORCHARD PRODUCE 2025 福川伸陽共同プロデュース ワールド・ホルン・サミット World Horn Summit
25/7/12(土)~25/7/19(土)
オーチャードホール
福川伸陽さんは言わずと知れた日本を代表するホルン奏者で、元NHK交響楽団の首席奏者です。彼のよびかけに応えて世界各国から指折りのホルン奏者が来日して開催されるのが、「ワールド・ホルン・サミット」です。いまはホルンの名手たちが並び立つ時代になっているといいます。そうした方々の共演が実現したことで、またとない機会になると思われます。7月12日(土)(プログラムA)、19日(土)(プログラムB)、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールが、その歴史的な“サミット”の舞台となります。 すでに名手として名高いラデク・バボラークさん、シュテファン・ドールさん。そしてベルリン・フィルよりサラ・ウィリスさん。パリ管弦楽団のブノワ・ド・バルソニーさん、ロサンゼルス・フィルの首席奏者アンドリュー・ベインさん、BBC交響楽団の首席奏者マーティン・オーウェンさん、そしてイギリスよりベン・ゴールドシャイダーさん、元フィラデルフィア管弦楽団のデニース・トライオンさんといった顔ぶれ。そこにもちろん、本企画の共同プロデューサーでもある福川伸陽さんも加わられます。 まさにホルンという楽器の可能性を味わい尽くせるに違いないこの企画。貴重なものとなるでしょう。管弦楽は12日が東京フィルハーモニー交響楽団でシューマン、ハイドン、ワーグナーらの作品を、19日がサミットアンサンブルでワーグナー、J.ウィリアムズ、ラヴェルらの作品を聴かせて下さいます。
25/7/5(土)