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大人目線のクラシック通

樋口 裕一

作家

紀尾井ホール室内管弦楽団 第143回定期演奏会

近年、紀尾井ホール室内管弦楽団はますます評価が上がっています。巨匠トレヴァー・ピノックが首席指揮者として活動してから3年、今やすっかりピノックの音楽性が管弦楽団全体にいきわたり、少しアグレッシブで勢いがあって深みのある響きが聞こえてきます。 今回は、神童として大きな話題を呼んでいる2007年生まれのアレクサンドラ・ドヴガンのピアノで、ラヴェルの「クープランの墓」と、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番が演奏されます。繊細で内面的で、しかも躍動感のあるこれらの曲をドヴガンとピノックはどう演奏するでしょう。 後半はメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」。さわやかで気品あるこの曲の魅力をピノックと管弦楽団が聴かせてくれるでしょう。

25/7/1(火)

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