先日、11月24日をもって退団することを発表した花組トップスター明日海りおが、稀代のプレイボーイを演じる祝祭喜歌劇『CASANOVA』です。作・演出は生田大和。明日海の主演作を手がけるのは、明日海が、繊細で傷つきやすく、誇り高く美しい主人公を演じて絶賛された、三島由紀夫原作の『春の雪』以来のことで、あの感動を再び味わえるのか、かなりドキドキしています。
楽曲はすべて、『太陽王』『1789』『アーサー王伝説』など、宝塚とは縁が深いフランスの作曲家、ドーヴ・アチアの書き下ろしで、ドラマチックな曲が多い中、明日海らがラップを披露するのも注目です。
ジャコモ・カサノヴァと言えば、ヴェネツィア生まれ...