アニメ・映画のヒットメーカー、プロデューサー＆小説家＆東宝社員である川村元気というクリエイターにまたもやられてしまった。話題のゲーム『８番出口』、あれを映画にするなんて。地下道に迷い込んでしまったプレーヤーが８番出口から出られるか？というシンプルなゲーム。ルールは簡単。「異変があったら引き返す。なければ進む。」これだけ。原作ゲームに物語は一切ない。映画では、迷う主人公に二宮和也。本当に地下道以外ほぼ出てこない。なのに、釘付けになって観てしまった。何度となく出てくる「８番出口」の看板。これがフジテレビに思えて仕方がなかった。ゲームだけじゃない、会社も、人生もそう。進むか引くか。判断を誤ると……実は結構深い作品なのだ。

25/7/30(水)