スピルバーグの『ジュラシック・パーク』（1993）の延長上にある恐竜大作。スピルバーグはここでは製作総指揮に回ってギャレス・エドワーズが監督。新薬開発のため、陸・海・空の恐竜のDNAを採取する仕事を請け負った秘密工作員ゾーラ・ベネット（スカーレット・ヨハンソン）とその一行が恐竜に追われ、かつてジュラシック・パークの開園のための施設があった島へたどり着く。途中ヨットが遭難して救われた父と娘ふたりとそのボーイフレンドの家族が合流、超巨大草食恐竜が見ものだが、恐怖をふりまく大小の肉食恐竜は技術の進歩で迫力満点の怖さで存在感を示すものの、いまや沖縄に恐竜遊園地ができる時代、観る側も恐竜ナレしたせいか昔ほど怖さを感じない？

25/8/7(木)