評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!
ジャンル横断、センスのいいセレクト
立川 直樹
プロデューサー、ディレクター
タンゴの後で
25/9/5(金)
TOHOシネマズ シャンテ
今は亡き名匠ベルナルド・ベルトルッチの代表作のひとつと称される1972年の映画『ラストタンゴ・イン・パリ』は公開当時、スキャンダラスなセンセーションを巻き起こした。様々なエピソードに色彩られた名優にして怪優マーロン・ブランドと共演して過激なセックスシーンを演じ、一躍“時の人”になったマリア・シュナイダーはこの映画で全く人生が変わってしまったが、撮影現場とその後の人生を鋭い視点で映画にした『タンゴの後で』は強烈な磁力を持った問題作だ。監督はベルトルッチとの仕事も経験した新鋭ジェシカ・パルー。マリアを演じるのはヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞した『あのこと』で賞賛を浴びたアナマリア・ヴァルトロメイ。マーロン・ブランド役を名優マット・ディロンが演じしていることも話題になった。かなり痛いが、見る値打ちのある映画だと思う。
25/8/24(日)