評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!
大人目線のクラシック通
樋口 裕一
作家
セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 ピアノ:チョ・ソンジン
25/10/21(火)
文京シビックホール 大ホール
チェコ・フィルは歴史ある名門オーケストラであり、これまでも何度も来日して名演奏を聴かせてくれましたが、セミヨン・ビシュコフが首席指揮者に就任して以来、ますますの充実ぶりです。 今回の来日では首都圏で数回の公演が予定されていますが、21日の文京シビックホールの演奏会では、このオーケストラが得意とする、お国もののスメタナの「モルダウ」のほか、2015年ショパン・コンクール優勝の韓国のピアニスト、チョ・ソンジンを加えてのラヴェルのピアノ協奏曲ト長調、そして、ビシュコフが得意とするチャイコフスキーの交響曲第5番が演奏されます。 ビシュコフの指揮、チョ・ソンジンのピアノ、そしてチェコ・フィルの音、いずれも耳をそばだてて聴き取りたいものです。
25/10/13(月)