2019年末から世界的に蔓延した新型コロナウィルス感染症。翌年3月にはWHO（世界保険機関）がパンデミックと表明し、世界的に緊急事態となった。同年にはアメリカの製薬会社ファイザーとモデルナによるワクチン開発が加速され、わが国では2021年2月に承認され、ワクチン接種が推奨されたことは記憶に新しい。一般にワクチン開発は10年かかるといわれ、新型コロナワクチンは急拵えの感は否めない。そんな新型コロナワクチンの是非を、医師や科学者たちの批判的な視点から描いたドキュメンタリーだ。他の感染症と比べた死者数や後遺症の実態など、多くのデータを踏まえて新型コロナワクチンを客観的に検証。ワクチンの負の面が知れて興味深く、将来の感染症パンデミックに備える意義は大きい。

25/10/6(月)