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ピアノのスペシャリスト
高坂 はる香
音楽ライター
カーキ・ソロムニシヴィリ指揮 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団 ピアノ:アレクサンダー・ガジェヴ
25/11/24(月)
横浜みなとみらいホール 大ホール
ショパン国際ピアノコンクールは最新回が行われたところですが、前回2021年の第2位入賞者であり、でもコンクール入賞者という枠にまったくとらわれない自由すぎるピアニスト、アレクサンダー・ガジェヴさんが再び来日。今回はオーケストラとの共演です。 スロヴェニアにもルーツがある彼は、同国の国境から程近いイタリアのゴリツィア生まれ。そんなスロヴェニアのオーケストラと、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演します。言わずと知れた有名曲ですが、ガジェヴさんのことですから、確実に、とってもユニークなアプローチで、これまでに聴いたことのない、とっても新鮮な音楽を聴かせてくれることだろうと思います!ラフマニノフは作曲家であり大ピアニストだった…ということは、その場でインスピレーションに従ったいろいろな自由が許されるはず、とガジェヴさんなら言いそう。 スロヴェニアの作曲家の作品で幕を開けるというのも、同国のオーケストラならでは。ワクワク度が高い公演です。 11月24日 横浜みなとみらいホール 11月27日 東京芸術劇場 コンサートホール
25/11/12(水)