水先案内人のおすすめ

評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!

注目の展覧会をユニークな視点でセレクト

浦島茂世

美術ライター

オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語

移ろいゆく光を捉えるため、アトリエを飛び出して戸外へ向かったアーティストたち、というイメージの強い印象派の画家は、じつは室内の絵も大得意。この展覧会では、印象派の画家たちが、どのように室内を描いていったのかをオルセー美術館のコレクションをもとに辿っていく。彼らはお部屋の中でも、光と色彩を巧みに描き出していたのがよくわかります。個人的にはマネの《エミール・ゾラ》とセザンヌの《ギュスターヴ・ジェフロワ》が並んで展示されてたのがツボでした。2つの作品は全く関係がないものだけど、ゾラとセザンヌは少年時代からの大親友(のちにケンカ)だったのです。

25/12/23(火)

アプリで読む