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ドキュメンタリー評論のエキスパート
村山 匡一郎
映画評論家
みらいのうた
25/12/5(金)
新宿バルト9
1990年代に『バラ色の日々』などのヒット曲で音楽ファンを魅了し、今なお人気を誇るロックバンド「THE YELLOW MONKEY」。そのボーカル担当の吉井和哉に密着取材し、彼の音楽人生を追ったドキュメンタリーだ。バンドは2004年に解散、2016年に再結集するが、2020年の東京ドームでの公演がコロナ禍で中止になり、その翌年には吉井が喉頭がんと診断される。そんな吉井とバンド仲間の姿を縦軸に、吉井が音楽活動に入るきっかけとなった「URGH POLICE」のボーカルのEROとの交流を横軸にして展開される。俳優の東出昌大の狩猟生活を追った『WILL』などで知られるエリザベス宮地監督は、吉井和哉というミュージシャンを通して、その陰影に彩られた人生の機微を浮き彫りにして印象深い。
25/12/8(月)