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ピアノのスペシャリスト

高坂 はる香

音楽ライター

ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル

ショパン国際ピアノ・コンクールに盛り上がったこの秋。近年、結果が出るとかならず俎上にあがる「ショパンらしい演奏とは?」論争を聞くにつけ思い出すのが、この方の存在です。 ラファウ・ブレハッチさん。2005年のショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し、全ての特別賞も受賞したピアニスト。あの時、ショパンらしい演奏とはどうあるべきかという問いを口にした人を見た記憶はありません。結果発表直後、ポーランド人がお祝いの場で歌う民謡「スト・ラット」を合唱していたことも、懐かしく思い出されます。 そんなブレハッチさん、今回は前半にベートーヴェンの月光ソナタとシューベルト、後半はオール・ショパンを演奏してくれます。先に、ポーランド人の魂ともいえるマズルカ集の録音もリリースしたばかり。もちろんポーランド人ならショパンがショパンらしく弾ける、というわけではありません。でもここで一旦私たちに、ポーランド人の音楽の魂のようなもの、ショパンの求めるものを思い出す機会をくれるかもしれません。

26/1/18(日)

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