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クラシック公演の魅力をやさしく解説

田中 泰

音楽ジャーナリスト

新国立劇場オペラ『こうもり』

年末にベートーヴェンの「第九」が聴きたくなるのと同様、新年を迎えた途端に観たくなるのがヨハン・シュトラウスⅡ世のオペレッタ『こうもり』だ。 “ワルツ王”ヨハン・シュトラウスⅡ世が、満を持して世に送り出した『こうもり』こそは、“オペレッタの王”と呼ばれるほどの大傑作。有名な序曲から始まって、シュトラウスならではのお洒落で軽快な音楽が全編に散りばめられたこの作品は、まさにニューイヤーの定番作品。 オペレッタが米国に渡ってミュージカルへと発展したことにも納得だ。その内容は、明るく楽しいドタバタ喜劇。“すべてはシャンパンのいたずら”と笑い飛ばすあたりは、普段の生活の中でも見習いたいポイントが満載だ。新年のスタートはこうありたい。

26/1/14(水)

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