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クラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

新国立劇場オペラ『こうもり』

“ヨハン・シュトラウス2世の代表的オペラ『こうもり』” 新国立劇場が持つオペレッタ『こうもり』のプロダクションは、歌手としても有名なハインツ・ツェドニクが演出したプロダクション。もう10年も前から繰り返し上演されている演出版で、ごくオーソドックスな演出だが、舞台装置も豪華なので、今でも根強い人気がある。 物語はウィーンを舞台に、妻に内緒で夜会に出かけ、そこで出会ったハンガリーの美女を口説いたのがもとで墓穴を掘る羽目となった金持の紳士アイゼンシュタインを中心に繰り広げられる陽気な浮気話。全曲を通じて、ヨハン・シュトラウスらしい明るいリズミカルな音楽に彩られているのが最大の魅力で、ウィンナ・オペレッタの最高峰と呼ばれるのも当然であろう。セリフも多く飛び交うが、字幕があるので心配いらない。 今回の上演を指揮するのはダニエル・コーエン。アイゼンシュタインにトーマス・ブロンデル、ロザリンデにサビーナ・ツヴィラク、オルロフスキーにカウンターテナーの藤木大地、その他の出演。オケ・ピットには東京交響楽団が入る。

26/1/11(日)

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