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ブロードウェイ通のミュージカル文筆家

町田 麻子

フリーライター

ミュージカル『ロマンティックス・アノニマス』

ロマンティック・コメディというジャンルにはさほど興味がないため、ロンドン初演やその後の配信版もスルーしていたのだが、今回の日本版の座組に惹かれて当時の劇評や音楽をあたってみたら、これがとても良作の気配。もちろん基本的にはロマンティック・コメディ=笑いが満載の恋物語なのだが、メンタルヘルスや多様性といった硬派なテーマも内包されているようで、音楽もそれに相応しい、洒脱で甘い中にも芯が感じられるものなのだ。 イギリスでは脚本のエマ・ライス本人が手掛けていた演出を、日本版で担うのはスコット・シュワルツ。日本では『ノートルダムの鐘』『ゴースト&レディ』『MURDER for Two』で知られる彼が、どれとも似ていない本作でどんな手腕を発揮するのかも楽しみだ。

26/2/11(水)

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