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オペラと古楽をとりわけ愛する

朝岡 聡

アナウンサー

《METライブビューイング2025-26/ベッリーニ『清教徒》』》

夭折のベルカント・オペラ作曲家ベッリーニ最後の作品『清教徒』は、主人公のテノールとソプラノにとって演奏至難のオペラとして知られる。 だが今回のライブビューイングでは、ローレンス・ブラウンリーがテノールの超高音ハイFを鮮やかに決めてくれる。ソプラノのリセット・オロペーサは既にMETで150回以上出演しているだけに、第2幕の狂乱のアリア〈あの人の優しい声が〉も万全のテクニックで聴かせてくれるだろう。そして、結末近くで二人が歌う〈あなたを見た瞬間に〉は、ベルカントの真髄を味わう至福の二重唱となる。 マルコ・アルミリアートの指揮に加え、舞台美術家でもあるチャールズ・エドワーズによる新演出の舞台にも注目だ。

26/3/17(火)

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