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大人目線のクラシック通

樋口 裕一

作家

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.17《さまよえるオランダ人》(演奏会形式)/東京・春・音楽祭2026

東京・春・音楽祭の毎年の最大の呼び物であるワーグナー・シリーズ。今年はワーグナーの初期の傑作『さまよえるオランダ人』です。演奏会形式ですが、ドラマティックな音楽の連続ですので、きっと誰もが飽きることなく音楽に没頭できるでしょう。 今年、タクトを取るのはアレクサンダー・ソディ。イギリス出身の若手指揮者ですが、じっくりと音楽を作っていく本格派の指揮ぶりは各地で大きな評判を呼んでいます。そして、なんとゼンタを歌うのはカミラ・ニールンド。今、ワーグナーやシュトラウスのヒロインというと、最初に名前の浮かぶのがこのソプラノです。オランダ人はミヒャエル・クプファー=ラデツキー、そして、エリックにこれまた今を時めくデイヴィッド・バット・フィリップ! ものすごい演奏になりそうです。

26/3/28(土)

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