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インディペンデントで見逃せない作品を

水上 賢治

映画ライター

マダム・ソワ・セヴェンヌ

本作は、マリ―・アントワネットも愛したと伝えられている伝説の絹とその文化に焦点を当てている。 おそらく絹を使った服が、自分の身の回りにひとつはあるのではないだろうか?ただ、その絹を使った製品を見たことや手にとったことはあれども、その絹がどのようにして生まれ、どのように紡がれ、どのように染められ、どのようにして生地となり、服をはじめとしたアイテムになるのか、ひとつひとつの工程を見たことはないのではないだろうか? 『世界一と言われた映画館』『紅花の守人 いのちを染める』の佐藤広一監督は、3年をかけた取材で絹文化と歴史を紐解き、その工程をつまびらかにする。その工程では、なにひとつ欠けても最高品質の絹は生まれない、絹文化を継承する匠たちの職人技をみてとることができる。日本の山形と京都、そしてフランスがつながる、驚きに満ちた絹の旅へ出てみてはどうだろうか?

26/4/8(水)

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