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春日 太一

映画史・時代劇研究家

ソング・サング・ブルー

ニール・ダイアモンドのカバーで人気を博する夫婦の物語。 前半は、アルコール依存症に苦しむ夫が妻の支えと歌で立ち直る話で、それ自体も美談としてよくできている。が、ありがちといえば、ありがち。 それが後半から一気に輝き出す。妻があるトラブルに巻き込まれ、心身ともにどん底に。そこからの復活のプロセスが熱い。 妻役のケイト・ハドソンがアカデミー賞ノミネートも納得の名演技。前半の明るさ、中盤の闇、終盤の復活と、めまぐるしい動きを見事に演じわける。夫役のヒュー・ジャックマンも、ステージでの華やかさと裏側の鬱屈の二面性という芝居が実にハマっている。 パワフルな歌とともに、生きる元気を与えてくれる作品だった。

26/4/19(日)

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