水先案内人のおすすめ

評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!

現代作曲家の立場で分かりやすく紹介

三枝 成彰

現代作曲家

新国立劇場オペラ『愛の妙薬』

ガエターノ・ドニゼッティは、数々の傑作によって近代イタリアオペラの作曲家のなかでもいまだ光を放ち続ける人です。残したオペラは70作を超え、同時代のもうひとりの人気作曲家、ジョアッキーノ・ロッシーニと肩を並べる存在でした。『連隊の娘』『ランメルモールのルチア』などは今でもよく上演される機会があり、お客様にも演奏家にも愛されています。 5月16日(土)、20日(水)、23日(土)、27日(水)に東京・初台の新国立劇場のオペラパレスで上演されるオペラ『愛の妙薬』も、そのように愛される作品のひとつ。偽物の惚れ薬“愛の妙薬”をめぐる愛と笑いの物語であり、イタリア・オペラの魅力が横溢する作品といえるでしょう。 指揮は今回、新国立劇場初登場となるマルコ・ギダリーニさん、演出はミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン・オペラなどの舞台を手がけてきたチェーザレ・リエヴィさん。出演はフランチェスカ・ピア・ヴィターレさん(アディーナ)、マッテオ・デソーレさん(ネモリーノ)ほか、管弦楽は東京フィルハーモニー交響楽団、合唱は新国立劇場合唱団。 原色に彩られたカラフルで楽しい舞台に、期待が高まります。

26/5/8(金)

アプリで読む