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監督、俳優…新しい日本の才能に注目

野村 正昭

映画評論家

アルキメデスの大戦

初期の監督作『ジュブナイル』(2000)や『リターナー』(02)の頃は予想もしなかったが、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)あたりから、山崎貴監督は、東宝の看板監督として登板するようになった。とはいえ『永遠の0』(13)や『海賊とよばれた男』(16)は、原作小説のせいか、違和感がぬぐえなかったが、この最新作は面白かった。大体、戦艦大和が沈没し、太平洋戦争が起きたのは歴史の事実なのに、大和の建造に反対し、戦争を阻止しようとする主人公の話が成立するのだろうかという疑問が観ているうちに解消されていく。冒頭から大和の沈没場面ーこの臨場感は凄い!ーだが、数学の天才である主人公と軍部とのかけひき、それに付き人である少尉を感情移入の糸口にしているのも上手い。原作漫画は未読だが、何の予備知識もなく観て、ずいぶん得した気分になりました。

19/7/22(月)

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