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クラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

京都市交響楽団 第641回定期演奏会

これは京響の1月定期公演。 わが国屈指の演奏水準に達している京響は、この4月から首席客演指揮者として米国出身のジョン・アクセルロッドを迎える。彼は1966年生まれ、バーンスタインの弟子でもあり、特に近代・現代の作品に手腕を発揮する人だ。 今回はまずショスタコーヴィチの大作「交響曲第7番《レニングラード》」が聴きもの。第2次世界大戦のさなか、ドイツ軍の包囲下にあったレニングラード(現サンクトペテルブルク)で作曲された、不屈の意志を表現するような鮮烈かつ激烈な交響曲である。 第2の聴きものは、アクセルロッドの師バーンスタインの「ハリル」で、第4次中東戦争で落命したあるフルート奏者を偲んだ佳曲。今回のフルート・ソロは元ベルリン・フィルの首席ブラウ。

20/1/11(土)

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