音楽専門誌『ぴあMUSIC COMPLEX』連動企画
MAZZELが11月2日発売のPMC誌面に登場!先行WEB企画「Carnival」インタビュー【第1回】
PMC編集部
第120回
MAZZEL (撮影:有坂政晴)
11月2日に発売される『ぴあMUSIC COMPLEX(PMC)Vol.30』にて、MAZZELの特集を16ページにわたって掲載!誌面に先行して「Carnival」インタビューをお届けします(内容、写真は異なります)。明日もメンバー10Qをお届け!
SKY-HIがCEOを務めるBMSG主宰のオーディション番組『MISSIONx2』から誕生し、5月17日にデビューを果たした8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZELが、10月18日に2ndシングル「Carnival」をリリース。
――多彩に展開していく、新感覚の楽曲「Carnival」は、前作「Vivid」とはまた異なるMAZZELの表情を見せ、8人の個性がより際立つ楽曲になりましたね。
EIKI 本当にいろいろな展開があって、8人全員それぞれが主役になる瞬間が必ずあるんです。
RYUKI “成長した”どころじゃない、僕たちがみられます。
TAKUTO 「Carnival」はパフォーマンスが……やばいです。
HAYATO 曲の構成がすごいですよね。アート性も高いし、お祭り騒ぎのようなパフォーマンスも、まさにカーニバルのよう。すべてが「Carnival」という題名にふさわしい。
――過去一の難易度?
NAOYA そうですね。僕らは8月に「LIGHTNING」を配信リリースして、その活動を挟んだことによって、この曲のパフォーマンスも実現できると思えました。「Carnival」はさらに難易度が上がるんですけど、最初は絶対に出来ないと思っていた「LIGHTNING」もクリアできたから、練習したらできるって最初から希望が見えたんですよね。
SEITO 「Vivid」があったから「LIGHTNING」もできたし、「LIGHTNING」があったから「Carnival」もできたっていう感じです。
――「Carnival」には、SKY-HIさんによるプロデュース曲「Fire」も収録します。こちらも、スキルはもちろん、高い表現力を要する楽曲として難易度が高いですね。
TAKUTO MAZZELにはこれまで、高音をバーンと張り上げるような楽曲がなかったんですけど、そういう意味で社長(SKY-HI)が、KAIRYUとRANに挑戦状をボンっと当てた曲だと思います。
RAN この曲の高音域は、僕でも地声でギリ出るか出ないか。だけど、「今この曲をやることに意味がある」と社長に言っていただきました。KAIRYUがいつも言ってるんですが、歌って、高い声が出るから上手いってことでもないし、大きな声が出せるから上手いってことでもないと思っています。そうした、スキルだけではない表現という部分で「Fire」は攻めた曲だと思うし、これを今のうちに経験してできるようになることが、確実に成長につながると思いました。そして実際に、僕の自信になりました。
――「LIGHTNING」では、MAZZEL印といえるKAIRYUさんのボーカルのみならず、RYUKIさんのラップパートも際立っていますね。
KAIRYU やっぱり歌で秀でたい気持ちはありますし、任された大事なパートをどれぐらい自分が昇華できるかで、MAZZELのクオリティや評価が変わると思って挑んでいます。
RYUKI 「Vivid」のメインは歌だったから、ラップはその次という印象が強いと思うんですけど、その概念を壊して、ラップもちゃんと曲の要になっている曲です。それが、すごくうれしかったですね。
――プレデビューから半年足らずですが、「Carnival」に収録する4曲でその成長とMAZZELとしての個性をよりクリアに示しています。
HAYATO 全4曲に僕たちの挑戦があるので、まずは、一段と成長したMAZZELを感じてもらいたいです。それからアーティスト写真にはスーツケースが置いてあるんですが、それは「僕たちは、世界に行く準備ができているよ」という意思表明。そんな僕たちの思いを感じながら、パフォーマンスを見ていただきたいです。
――9月23・24日に東京体育館、9月30日・10月1日に大阪城ホールにて行われたBMSG所属アーティストが一堂に会した「BMSG FES’23」にも出演しました。
TAKUTO 昨年の「BMSG FES’22」は、時期的にいうと1年前。ちょうど僕たちはオーディション中で、合宿をしていたころなんです。当時目指していた事務所の大きいフェスに、1年後、僕たちが出られるということがまずうれしかったです。会場も大きいし、見せつけてやろうって。
EIKI BMSGのファンのほとんどは最初のオーディション番組「THE FIRST」から観ている方が多いと思うので、例えばBE: FIRSTだったり、BMSGの既存のアーティストのファンの方が、MUZEよりも多くいらっしゃると思うんですよね。なので、僕たちのことを知らない方、初めて見たっていう方たちにも刺さるようなパフォーマンスをして、全員をMAZZELの虜にしたいと思って挑みました。
HAYATO 新曲「Carnival」の初披露だったので、見てくださる方に驚いてもらえるようクオリティを重視して準備しました! MAZZELとして初の「BMSG FES」だったので、緊張する部分もありましたが、まず僕たちが楽しむことを忘れずにパフォーマンスしました!
――「BMSG FES’23」実際のステージはいかがでしたか。
NAOYA 個人個人で、パフォーマンスがすごく成長したと思います。そして、8人でMAZZEL!8人で集まったときにすごいものになるぞという自信もつきました。BMSGファミリーとの仲もすごく深まりましたし、より一層BMSG、そして音楽が大好きになりました。
KAIRYU あまりにも立ちたかった「BMSG FES」というステージに、MAZZELとして立てて本当にうれしいし、とても刺激になりました。そして、REIKOとのステージはデビュー前の気持ちも込み上げて胸がいっぱいになりました。
SEITO 1年前、トレーニーだったときにKAIRYUと一緒に観客として観ていたのと、『MISSIONx2』のオーディション中だったこともあって、今回ステージに立ったことは、ひとことでは表せられないくらいいろんな感情が毎公演あふれました。本人には言えてないですが、MCで「ついに来れたぞ、BMSG FESー!!」と言ったときに、KAIRYUの目を見て、「やばい!パフォーマンス出来ないかも」と思いました……(笑)。
――さまざまなコラボステージがありましたが、どんな刺激がありましたか。
RYUKI 「Name Tag」という曲をコラボ(SKY-HI、Novel Core、RYOKI(BE:FIRST)、RYUKI(MAZZEL)、edhiii boi、TAIKI)させていただいたのですが、BMSGのラッパー陣の仲間に入れてとてもうれしかったですし、自分たちにしかないカッコ良さという部分をみせられた気がします。その中で、リリックの部分だったりみせ方だったりがみんなすごすぎてたくさん刺激があったので、またコラボさせていただくときは、今年よりさらに進化した自分を披露できたらなと思います!
TAKUTO 僕は「Tiger Style」という楽曲にてコラボ(JUNON、LEO、Aile The Shota、TAKUTO)させていただきましたが、社長であるSKY-HIさんとラップできたのはとてもうれしかったです。新たな自分を引き出してもらった感覚があります。他のコラボ楽曲も、楽しいシーン、泣けるシーンなど見どころ盛りだくさんでした。
RAN やはり、BE:FIRSTとMAZZELの初のコラボで「Be Free」は印象に残っていて。僕個人の感情としては、それぞれのオーディションをともにしてきた仲間が一つのステージでパフォーマンスをするということは、すごくうれしくて感動しました。また、その後のMCでは、それぞれのグループの色がよく出ていたなあという印象です!(笑)。
――「BMSG FES’23」は東京と大阪の2カ所で開催されましたが、印象的なエピソードがあれば教えてください。
RAN 裏側の話としては、東京と大阪どちらにも身体をほぐすためにマッサージ師さんが帯同してくださっていたのですが、大阪のほうでは僕たちのメイクルームの隣にマッサージルームがあって、いろんな叫び声が聞こえてきました……(笑)。みんな疲れた体をしっかりほぐされていました!!
――「BMSG FES’23」4公演を通して、それだけでも成長があったと思います。このフェスを経て、新たに得たこと・感じたことは?
EIKI BMSGの一員になったんだということを、改めて強く感じました。MAZZELとしても、個人としても、全体的なアーティストとしてのスキルも成長できたし、のびしろもたくさん発見することができました。BMSGがカルチャーを作るために、MAZZELの成長が必要不可欠だと思うので、1歩ずつ8人で進んでいきたいです。
SEITO 「やっと仲間になれたんだな」という思いと同時に、MAZZELとしても僕自身にとしてもこれまでより覚悟が決まった日になったと思います。人生を賭けたオーディションを乗り越えたからこそ、自分に対してもメンバーに対しても、改めて「おめでとう」と言いたいし、こんなにも最高で最強なBMSGに出会えてよかったって思えました。そして、BMSGファンのみなさんが、本当に、暖かくて、たくさんの声援をいただきました! 心から感謝しかないですし、僕たちもまだまだがんばりますのでこれからもついてきてくださるとうれしいです!
11月2日に発売される『ぴあMUSIC COMPLEX(PMC)Vol.30』では、MAZZELの特集を16ページにわたって掲載!誌面では、ロングインタビュー+10Q(WEBとは別の質問になります)を掲載します。また、明日もこちらの連載更新しますので、お楽しみに!
取材:新 亜希子
Profile
MAZZELは、BMSGとユニバーサルミュージックがタッグを組んだ新レーベル「BE-U」よりデビューする、男性8人組ダンス&ボーカルグループ。幸福の意味を持つ“mazel”に迷路“maze”と情熱“zeal”を掛け合わせたグループ名に。3月31日Pre-Debut Single「MISSION」をリリースし、5月17日Debut Single「Vivid」をリリース。
リリース情報
2nd Single「Carnival」
2023年10月18日 発売
CDショップリンク:
https://mazzel.lnk.to/Carnival_cdshop
配信リンク:
https://mazzel.lnk.to/Carnival_digital
MAZZELOfficial YouTube Channel
https://www.youtube.com/@MAZZEL_official