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音楽専門誌『ぴあMUSIC COMPLEX』連動企画

東方神起、YOSHIKIらレジェンドからINI×JO1までコラボステージで魅了した「2023 MAMA AWARDS」DAY1!

PMC編集部

第138回

INI×JO1 (C) CJ ENM Co., All Rights Reserved

2023年11月29・30日、東京・東京ドームにて世界最大級のK-POPの授賞式「2023 MAMA AWARDS」が開催。本稿ではDAY1・29日のレポートとパフォーマンス動画を順にまとめる。

オープニングは、「I AM SPECIAL」というテーマのステージ。ラッパーかつバラエティの女王として活躍するイ・ヨンジのスピーチ&ラップ、LE SSERALIMのHONG EUNCHAEによるダンスパフォーマンス、さらに今年デビューしたZEROBASEONEのZHANG HAOによるバイオリン演奏「Here I Am (String ver.)」でリレーしていく。そして、TREASUREのラップラインCHOI HYUN SUK & YOSHI & HARUTOの3人が会場下手にある受賞ステージから臨場感たっぷりに登場し、「G.O.A.T (MAMA ver.) 」を披露するのだが、オープニングから客席側へ降り、メインステージにあがるまでに、出演者や観客をあおりながら盛り上げた。メインステージで待つ、先のアクトたちと合流し、「I AM I(私は私である)」と伝えるオープニング映像のように、それぞれが自分のスタイルで魅了したオープニングで、冒頭からエネルギーを放った。

最初にトロフィを受け取ったのは、TOMORROW X TOGETHER(以下、TXT)。「Worldwide Fans’ Choice」という「MAMA」授賞部門の中で、唯一ファンが投票で参加できる賞である。受賞の感謝と喜びを語ったあと、HUENINGKAIが「いつも応援してくれてありがとうございます!愛してるよ」と日本語で伝えた。

TOMORROW X TOGETHER (C) CJ ENM Co., All Rights Reserved

同賞は、毎年、投票で盛り上がるが、まず、ファン投票で選ばれた上位50組がノミネートされ、本投票を経て10組を決定する。続いて、BTSの受賞も伝えられ、JUST Bの力強いロックテイストのパフォーマンスへ。

続いて、「Favorite New Artist」の1組目として発表されたのが、RIIZE。今年9月にデビューしたばかりだが、客席の歓声もひときわ大きい。「この賞をプレゼントしてくださったBRIIZE(RIIZEのファン)のみなさん本当にありがとうございます。今日、MAMAという大きな舞台に立つことができて光栄ですし、僕たちは、今、準備していることがたくさんあるので、来年もたくさん応援していただけたらうれしいです」とSHOTARO。

RIIZE (C) CJ ENM Co., All Rights Reserved

さらに「Favorite Asian Male Group」が発表され、INIの名前が呼ばれた。
「めちゃくちゃびっくりしています」と木村柾哉。韓国語でチームへの感謝を伝えると、続いて、許豊凡が「このようなすてきな賞をくださって、MINI(INIのファン)をはじめ、サポートしてくださっている全ての方に感謝を申し上げます。これからも、ダンス・音楽の制作に努力を続けます」と英語と中国語でスピーチした。

INI (C) CJ ENM Co., All Rights Reserved

K-POPアーティストに多くのインスピレーションを与えたレジェンドへの賞「Inspiring Achievement」を受賞したのは、東方神起。ユンホが久しぶりにMAMAに出演する喜びとファンへの感謝を伝え、「こんなすばらしい会場で、すてきな賞をいただけて心から感謝しています。とてもすてきなスタッフの方々にめぐまれて、あたたかいファンのみなさんの応援があったからこそ、こんな賞がとれたと思います」とチャンミン。そのあまりの日本語の流暢さに会場が沸く。「引き続き東方神起のこと応援よろしくお願いします!」とユンホが続けた。

東方神起 (C) CJ ENM Co., All Rights Reserved

そして、&TEAMのステージへ。センターステージにて、Kのソロパフォーマンスからはじまり、メンバー全員で「War Cry」を披露。MAMAそして、東京ドームのステージに初めて立つが、堂々のステージを見せてくれた。

そして、今年7月デビューのZEROBASEONEに「Worldwide Fans' Choice」、TREASUREに「Galaxy Neo Flip Artist」が贈られた。この2組は11月29日にパフォーマンスが予定されている。そののち、Kep1erのサイバー感あふれるバトルゲームの世界観で、「Grand Prix」を披露。この日、Kep1erは「Favorite Asian Female Group」を受賞している。

今年の「MAMA AWARDS」のコンセプトは、「ONE I BORN」。無限の可能性を持つ世界でたった1人の存在である「私(I)」と「MAMA」が出会い、ポジティブなエネルギーを通じて完璧な一つ(One)になるという意味が込められているという。個を見つめる中で、それぞれのルーツがあるように、レジェンドたちへのリスペクトを表すシーンが多かった。その中でも、第2部最初のステージでは、DAY1のハイライトの一つであろう、レジェンドアーティストとしてYOSHIKIが紹介され、「ENDLESS RAIN」のコラボパフォーマンスを披露した。YOSHIKIのソロピアノパフォーマンスからはじまり、TXTよりTAEHYUNとHUENINGKAIが登場し、2人とも「ENDLESS RAIN」を美しく歌い上げた。さらに、JAEHYUN (BOYNEXTDOOR)のラップ、ANTON (RIIZE)のチェロ演奏、HAN YU JIN (ZEROBASEONE)のダンスと新世代のK-POPアーティストたちがそれぞれの個性を披露しながら、一つのステージを作り上げていた。YOSHIKIは「Favorite International Artist」を受賞し、同賞、また、今回のK-POPアーティストとのコラボレーションへの感謝を述べ、トロフィを高くあげた。

“What’s up, MAMA!”とスタートしたのがxikers(サイカース)。今年3月にATEEZの後輩グループとしてデビューした彼らだが、ゾンビランドをテーマに、個性的でエネルギッシュなステージ見せる。

そして、「Worldwide Fans’ Choice」がENHYPENに贈られた。「ENGENE(ENHYPENのファン)ありがとうございます!」と感謝を述べ、日本人メンバーのNI-KIから「この賞はエンジンのみなさんがとらせてくれたもの。パフォーマンスで恩返しできるようにがんばります。エンジン愛してます!」と伝えられた。

続いては、JO1とINIによる「共存」をテーマにしたコラボステージ。まずはJO1が「Venus」を、続いて、INIが「HANA_花」を披露。黒衣装のJO1×白衣装のINIが力強く、美しく交わっていくクライマックスは必見。


今回2つ目の「Favorite New Artist」には、ZEROBASEONE(この日2冠)の名前があがる。トロフィを受け取ったKIM JI WOONGが感謝を述べたあと「サランへ、I LOVE YOU」とガッツポーズを見せる。SUNG HAN BINは「もうすぐサプライズ発表があるので楽しみにしていてください」と今後の期待を高めた。ZEROBASEONEのパフォーマンスはDAY2の29日に予定されているので、楽しみにしたい。

第2部ラストは、ホスト役を務めたチョン・ソミの「The Way」「Fast Forward」のステージ。

そしてクライマックスへと向かって、第3部の最初のステージへ。第2部に続いて、レジェンドのステージだった。STREET WOMAN FIGHTER 2とのコラボレーションで、Dynamic Duoが「AEAO」「Smoke」を披露。2004年より活動するヒップホップデュオだが、韓国でヒップホップを根付かせたレジェンドとして登場した。

「Worldwide Fans’ Choice」を受賞したATEEZ、SEVENTEENは、翌日29日のステージでパフォーマンスを予定。この日、会場には来られなかったが、「Worldwide Fans’ Choice」を受賞した、イム・ヨンウン、NCT DREAM、Stray Kids、TWICEはVTRでメッセージが伝えられた。第3部は会場の熱気も十分、怒涛の目玉パフォーマンスが続く……。

ENHYPENは「Bite Me」「Sweet Venom」を披露。もちろんチームとして素晴らしいパフォーマンスなのだが、メンバーの個の魅力も際立つ見せ場にあふれるステージで、MAMAならではの特別なステージになっていた。SUNGHOONが何かを飲むシーンも。

TOMORROW X TOGETHERは「Sugar Rush Ride」で<Gimme gimme more>の掛け声が起き、人気を示す。「Chasing That Feeling」を披露。ライダースを着用したあとのパフォーマンス、人間バイクのシーンは必見。センターステージまで駆け抜け、クライマックスまで盛り上げた。

そして、K-POPのレジェンド、東方神起が登場。
映像も含め、会場全体のスケール感を感じさせる、海外アーティスト市場東京ドーム公演最多記録という貫禄のステージ。

東方神起は、さらに、SM ENTERTAINMENTの後輩新人RIIZEとのコラボステージも超パワフル。

なお、DAY1の大賞である「SAMSUN Galaxy Worldwide Icon of the Year」はBTSが獲得し、2018年から新設された同賞の6連覇を達成。BTSのJUNG KOOKがビデオメッセージを寄せ「お会いすることができないのが残念ですが、もうすぐひとつになってみなさんに会いに行きます。幸せに過ごして、私たちを待っていてください。ありがとうございます!」と伝えた。新人グループのエネルギーとレジェンドアーティストたちがポジティブなエネルギーを放つ、DAY1だった。

取材・文:PMC編集部

2023 MAMA AWARDS 受賞者一覧(DAY1) ※授賞式順

■bibigo CULTURE & STYLE 賞
Street Woman Fighter2

■Worldwide Fans' Choice
TOMORROW X TOGETHER
BTS
ZEROBASEONE
ENHYPEN
イム・ヨンウン
ATEEZ
NCT DREAM
Stray Kids
SEVENTEEN
TWICE

■Favorite New Artist
RIIZE
ZEROBASEONE

■Favorite Asian Male Group
INI

■Inspiring Achievement
東方神起

■Galaxy Neo Flip Artist
TREASURE

■Favorite International Artist
YOSHIKI

■Favorite Asian Female Group
Kep1er

■SAMSUN Galaxy Worldwide Icon of the Year
BTS

<イベント情報>
『2023 MAMA AWARDS』

11月28日(火)・29日(水) 東京都 東京ドーム

【出演】
■11月28日(火)
&TEAM、Dynamicduo、ENHYPEN、INI、JO1、JUST B、Kep1er、Lee Young Ji、STREET WOMAN FIGHTER 2、TOMORROW X TOGETHER、東方神起(TVXQ!)、xikers、YOSHIKI

■11月29日(水)
ATEEZ、BOYNEXTDOOR、EL7Z UP、(G)I-DLE、LE SSERAFIM、Monika、NiziU、RIIZE、SEVENTEEN、TREASURE、ZEROBASEONE

関連リンク

2023 MAMA AWARDS 公式ホームページ(グローバル):
https://2023mama.com/

2023 MAMA AWARDS 番組サイト(Mnet Japan内):
https://mnetjp.com/mama/2023/