01.RADIO GALAXY
02.君の明るい未来を追いかけて
03.うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!
04.ぴゅあいんざわーるど
05.はちゃめちゃわちゃライフ!
06.KawaiiってMagic
07.Sugarless GiRL
08.ハートのローラーコースター
09.キミコイ
10.ずっと、ずっと、ずっと!
11.skyfeelan
12.ふれふるサマー!
13.君と目があったとき
14.かがみ
15.大きくなったら何になる?(松本かれん・櫻井優衣)※初披露
16.BABY I LOVED
17.世界はキミからはじまる
18.好き、お願い
19.スターライト・ヴァルキリー
20.We are Frontier
21.Re→TRY & FLY
22.Midnight in my Head(鎮西寿々歌・早瀬ノエル)※初披露
<COSEI メドレー>
23.末っ子パラドックス(早瀬ノエル)
24.すーぱーかれんたいむ(松本かれん)
25.ぱーすとめいみー(鎮西寿々歌)
26.月の音(月足天音)
27.Spotlight(櫻井優衣)
28.Chill Out(仲川瑠夏)
29.マナカマナカマナ(真中まな)
30.CO-個性
31.Going!
32.ふるっぱーりー!
33.Round and Round(仲川瑠夏・月足天音・真中まな)※初披露
34.NEW KAWAII
35.ピポパポ
36.さん
37.ハピチョコ
38.わたしの一番かわいいところ
39.フルーツバスケット
40.JAM
41.完璧主義で☆
ENCOLE
42.成長期なので。※初披露
43.虹
44.超めでたいソング ~こんなに幸せでいいのかな?~
音楽専門誌『ぴあMUSIC COMPLEX』連動企画
FRUITS ZIPPERが夢の東京ドーム公演をやりきった伝説の1日! 5万人とともに愛を届け合い、そして、自分自身を愛する空間に。
PMC編集部
第249回
FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026 IN TOKYO DOME『ENERGY』2026年2月1日東京・東京ドーム (Photo:ヨシモリユウナ)
2月1日、FRUITS ZIPPERが初の東京・東京ドーム単独公演「FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026「ENERGY」」を開催した。昨年末には「NHK紅白歌合戦」にも初出場を果たし、デビュー当時から掲げていた夢をまた一つ叶えた7人。所属するKAWAII LAB.が提唱してきた「原宿から世界へ」のさらにその先、「原宿から世界へ、そして宇宙へ」をテーマに、オープニングVCRではメンバーたちが「未確認の惑星」を探すための研究チームとして登場。2022年4月から2026年2月1日まで研究を続けた結果、ついに7人はいよいよその惑星Dに向け飛び立っていく――。
そんなVCRのあと、青いレーザー光線が真っ暗な東京ドームの場内を切り裂くと、メンバーの似顔絵モチーフの気球が場内に登場。「RADIO GALAXY」を歌いながら、いきなり高い場所から、広い東京ドームを埋め尽くす、ふるっぱー(ファンネーム)の近くに姿を現すと、約5万人の大コールがこだまする。1曲目から全宇宙を巻き込んで未来へ突き進むFRUITS ZIPPERの心意気を歌ったかと思えば、続いて、櫻井優衣の「私たちのはじまりの曲です。大切に歌います」という言葉どおり、デビュー曲「君の明るい未来を追いかけて」で4年前のデビュー当初に思いを馳せる。メンバー紹介ソング「うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!」では月足天音が「あいしと〜よ〜」と会場に向かって叫んだかと思うと、鎮西寿々歌がステージにマイクを置いて一発ギャグ卒業を宣言する場面もあり、序盤から“エナジェティック”に駆け抜けた。



MCでは真中まなが「終わるまで泣かないって決めてたのに、出た瞬間にめっちゃ号泣しました」とすでに涙していたことを告白。1曲目から気球に乗って登場したことで、「(客席の)上のほうも見えた」(櫻井)、「リハではすごく怖かったけど、みんなが近くにいたら“やっほー”みたいなテンションであっという間に終わった」(松本かれん)と語っていたように、どんな席のファンにも近くに感じてもらいたいという彼らの気持ちが感じられた。


FRUITS ZIPPERが表紙を飾る『PMC Vol.39』(1.14発売)のインタビューでメンバーの言葉を直接聞いて感じたのは、FRUITS ZIPPERは与えられたものをこなすだけでは満足できないプロフェッショナルなアイドルだということ。<より良いものを作るために私たち自身も制作に関わっていきたいと思うようになりました>(早瀬ノエル)、<ファンのみなさんが何を楽しみにしてくださっているのか、日々の活動から私たちが一番実感しています。そうした中で、こんなことをしたら喜んでもらえるんじゃないかとか、もっと成長した姿を見せたいとか、言葉にするようになりました>(仲川瑠夏)という言葉からもわかるとおり、ストロングスタイルの挑戦でもやるときゃやるのがFRUITS ZIPPERなのだ。曲が続いて自分たちの体力が限界に近づいたときにこそ、届くものがあることをよく知っているのだろう。「ぴゅあいんざわーるど」「はちゃめちゃわちゃライフ!」からCAPSULEの名曲「Sugarless GiRL」のカバー、広いドームのステージを端から端まで駆けてファンと息を合わせた「ふれふるサマー!」までの9曲連続パフォーマンス(後半5曲はスペシャルメドレー)は、そんな彼らの気概を感じさせてくれたセクションだった。


1月23日にリリースしたばかりの「君と目があったとき」は振り付けも歌詞も“めがね”を意識した1曲で、お茶目でユニークなコンセプト曲が似合うのもFRUITS ZIPPERならでは。黒のキュロットドレス姿に変身してクールに決めた「スターライト・ヴァルキー」から「We are Frontier」、「Re→TRY & FLY」の流れは、KAWAIIだけじゃない、かっこいいFRUITS ZIPPERも存分に見せつけた。メンバーのソロ曲メドレーから「CO-個性」につながる流れは、バラバラな個性を持ちながらも不思議と調和するFRUITS ZIPPERそのもののようなステージ。スペースシャトルを模したフロートに全員で乗り込みドームを一周すると、続く「Going!」ではドームが巨大なクラブに変身。会場が一体となって大盛りあがり、メンバーもフロートの上で腕を突き上げ、目の前のファンをあおっていく。さらに「ふるっぱーりー!」が続くと、会場の盛り上がりは最高潮に。東京ドームに「NEW KAWAII」の歓声がこだまする、まるでお祭りのような熱気に包まれた。
この日はユニット曲も初披露。松本と櫻井の「大きくなったら何になる?」は松本のマカロンボイスと櫻井のふんわりやさしいけれど芯のある歌声がベストマッチ。松本が「アイドルってかわいくて素敵で最高! という曲」と紹介したとおり、2人がぎゅっとハグして終わるラストまでかわいさを振りまいたステージとなった。鎮西と早瀬の「Midnight in my Head」は「わたしの一番かわいいところ」の作詞・作曲を手掛けたヤマモトショウ作の曲。2人がときにシンメに、ときにアシメになるダンスが目を引いた。仲川、月足、真中の「Round and Round」は新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」の曲を手がけたKlang Rulerのyonkeyが書いた曲だそうで、「ちょっとファンクなFRUITS ZIPPERを見せることができて、新しい扉が開いた」(真中)と満足げだった。



パフォーマンスの合間のVCRではデビューから今までのFRUITS ZIPPERの映像が挟まれていく。デビュー前、メンバーが初めて7人そろったときのこと、デビューライブを目指してダンスレッスンに励むもあえなく延期になってしまったときのこと、初めての日本武道館、夢にまで見た「NHK紅白歌合戦」に落選して涙した日、さいたまスーパーアリーナ公演とアジアツアー、さらに年末の「NHK紅白歌合戦」初出場……FRUITS ZIPPERの歩みは「叶わない夢はない」を体現してきたことを実感する。
VCRでは「惑星D」に降り立つことを決心したメンバーたちだが、その7人は再び気球に乗って登場。東京ドームの高い場所まで浮かび上がり、今度はぐるっと会場を1周。「NEW KAWAII」に続いて披露した「ピポパポ」は撮影が可能とあって、スタンド席の観客も大喜びだった。ラストは「わたしの一番かわいいところ」「フルーツバスケット」など、FRUITS ZIPPERらしい元気いっぱいの明るく楽しいステージが続く。櫻井と早瀬が鍋をかき混ぜる振り付けからスタートする「JAM」は愛をストレートに届ける曲。最後にはみんなで<君が好き>と歌い上げ笑顔を見せたかと思えば、<信じてついて来てねっ!?>の歌詞が印象的な「完璧主義で☆」は会場のふるっぱーも含めた全員が全力で最後の力を振り絞った。

アンコールでは白い襟が印象的なベビードレスに着替えて再登場。2月2日リリースの新曲「成長期なので。」を発売に先駆けて初披露した。広いドームのステージのあちこちに散らばって会場を盛り上げるメンバーたちと、初披露とは思えないほど大きなコールで盛り上がるふるっぱーたちのがんばりで、東京ドームは一体感に包まれた。最後は真中の「私たちがここまで来られたこと、みんなと一緒に来られたこと、一緒にお祝いしてくれますか」の言葉ではじまった「超めでたいソング ~こんなに幸せでいいのかな?~」。約3時間、メドレー曲も含め全44曲もの楽曲を披露し、初の東京ドーム公演は幕を閉じた。

100人規模の小さなライブハウスでデビューしたFRUITS ZIPPERが東京ドームに立つ。その道のりには挫折や苦労があったことも『PMC Vol.39』では語ってくれたが、彼らには「夢って叶うよね」くらいの軽やかさがよく似合う。鎮西の「これからさらに大きな夢に向かって羽ばたいていきます。これからもふるっぱーのみんなといろんな夢を叶えていきたいです。原宿から世界へ、そして宇宙へ。いつでも自分たちらしく。まだまだアイドル以上のアイドルを目指して私たち、進み続けます」という言葉ではじまった「虹」には、そんな7人のこれからの夢のヒントが隠されているのかも。2026年は早速アリーナツアー「FRUITS ZIPPER ARENA TOUR 2026」も決定しているし、本誌インタビューで東京ドームのその先の夢として語ってくれたスタジアム公演や海外フェス出演の夢を叶える姿ももちろん見守りたい。<アイドル以上のアイドル>を目指すFRUITS ZIPPERのこれからが楽しみでならない。
なお、FRUITS ZIPPERが表紙を飾る『PMC Vol.39』では、同公演までの歩みを語ったロングインタビューをはじめ、ぴあ名物100Q(100問100答)まで、42Pの大特集は読み応え十分。さらにKAWAII LAB.の後輩・新グループとしてデビューしたばかりのMORE STARがバックカバーを飾っているので、そちらもチェックを!
尹秀姫=文
FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026「ENERGY」
2026.2.1 東京ドーム
FRUITS ZIPPER Digital Single
「成長期なので。」
配信URL:
https://kawaii-lab.lnk.to/Seichoki_Nanoded
「FRUITS ZIPPER ARENA TOUR 2026」
4.24 神奈川・横浜アリーナ
4.25 神奈川・横浜アリーナ
5.2 東京・国立代々木競技場 第一体育館
5.3 東京・国立代々木競技場 第一体育館
5.5 東京・国立代々木競技場 第一体育館
5.6 東京・国立代々木競技場 第一体育館
5.19 広島・広島グリーンアリーナ
5.20 広島・広島グリーンアリーナ
5.30 香川・あなぶきアリーナ香川
5.31 香川・あなぶきアリーナ香川
6.6 北海道・北海きたえーる
6.7 北海道・北海きたえーる
6.24 愛知・IGアリーナ
6.25 愛知・IGアリーナ
7.4 兵庫・GLION ARENA KOBE
7.15 福岡・マリンメッセ福岡A館
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