ROY×みのミュージック「今回はソウル・シンガーのように、ハンドマイクで歌わせてもらいます」

みの　お会いできてうれしいです。どこかで会えるという、勝手な期待があったので（笑）。

ROY　僕もですよ。たくさん動画も観させていただいています。

みの　コロナ禍がもう3年目で、厳しい状況かと思いますが、この間はどのように活動されていたんですか？

ROY　いやもう、キツいです本当に。コロナ禍に入って行ったのが、ちょうど前作のツアー中で、延期を考えていたけど断念せざるを得なくなって、悔しかったですね。僕らとしては、そんな時も止まりたくないので、制作期間にあてていました。

みの　今回のイベントで、お客さんが特に気になるのが、どのアーティストのどの曲をやるんだろうっていうことだと思うんですよ。そこで、アーティスト名だけでも、ちらっと教えてもらえないかと。

ROY　なるほど。ほかにGLIM SPANKYとReiちゃんがいて、僕も楽しみなんですよ。どんなことをやるのかなって。でも僕は、なんのひねりもないので、大好きなのをとにかくやらせてくださいっていう感じです。

普段はTHE BAWDIESでベース＆ボーカルなんですけど、ベースは持ちたくないんですよ。今回はソウル・シンガーのように、ハンドマイクで歌わせてもらいます。自分のルーツをそのままやらせてくださいと。

みの　なるほど。

ROY　僕が一番最初に強く影響を受けたという意味でいうと、レイ・チャールズなんですね。とにかく大好きで、自分の基盤を作ってくれたと思っているので、必ずやりたいです。

みの　楽曲の幅が広いから、アップテンポなR&Bで行くのか、しっとりしたバラードなのか、カントリーっぽいので行くのか、気になるところですね。

ROY　はい。でも僕、ヒネリがないので、ガツンとしか行けないです。

みの　ハハハハハ。

ROY　（笑）。僕の中でのソウル・ミュージックの四天王が、レイ・チャールズ、サム・クック、JB、ジャッキー・ウィルソンなんですね。でもジャッキーは、そんなにシャウトする歌い方ではないので、とりあえず置いておこうと。
で、サム・クックは特に神様だと思っているので、荷が重過ぎる。
いや、全員荷が重いんですけど、今回はレイ・チャールズとJBで行こうかと思っています。
あと、今回どうしてもやりたいのが、プリティ・ボーイ。ドン・コヴェイっていう人の初期の名義なんですけど、僕のルーツにリトル・リチャードもいて、そのリトル・リチャードがプロデュースしてデビューしたシンガーなんです。
ミック・ジャガーなんかも影響を受けている人で、めちゃめちゃシャウトするんですよ。

みの　なんか、めちゃめちゃ渋いラインナップですね。今回はハンドマイクということで、ある意味スペシャルな、R&Bのルーツに思い切り飛び込んでいくROYさんを体験できるセットになりそうですね。期待大です。

ROY　めちゃめちゃ楽しみです。ワクワクしています、私。あとルーファス・トーマスのカバーも考えています。

みの　渋過ぎません（笑）？　確かローリング・ストーンズがファースト・アルバムでカバーしている人ですよね？

ROY　そうです。ずっとファンキーさを保ち続けてて、本当に泥臭くてカッコいい人なので、大好きなんです。R&Bへの愛を、とにかく叫びたいと思います。

みの　本当に楽しみです。最後にROYさんから、動画を観てくださる方にメッセージをお願いできますか。

ROY　はい。今はなかなか前に進めないとか、上を向けないとか、そういう時期が続いていると思うんです。音楽はそんな時こそ、みんなの背中を押してくれて、光となって届くと信じています。明日に踏み出すパワーを充電しに来てほしいですね。我々が、ド〜ンと背中を押したいと思います。ともに前に進もうということで、ぜひ遊びに来ていただけたらと。

みの　ありがとうございます。「明日にかける橋 2022」のチケットは、チケットぴあで発売中です。では皆さん、会場でお会いしましょう。

Text：鈴木宏和　PHOTO：吉田圭子

開催情報

「明日に架ける橋 2022」

日程：2022年2月23日(水・祝）17:00開場／18:00開演
会場：豊洲PIT
料金：全席指定6,000円
出演：GLIM SPANKY／Rei／ROY(THE BAWDIES)／伊吹文裕(ds)／鈴木正人(b)／西田修大(g)／ハタヤテツヤ(p)
MC：みのミュージック
※入場時ドリンク代必要
※未就学児童入場不可。
※開演開場時間は、場合により変更の場合あり
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大をうけて、お客さまの安全・安心を考慮し、前後左右1席ずつ間隔を空けた座席の販売を実施させていただきます。
チケット発売中：
https://w.pia.jp/t/bridge2022/