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BOYSぴあSelection 第50回 駒木根葵汰

駒木根葵汰 Part2「“自分らしく生きること”をブラさずに進んでいきたい」

全2回

PART2

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高校時代にInstagramで“イケメン高校生”として話題となり、スカウトで芸能界入り。当初はモデルとして活動していた駒木根葵汰。『機界戦隊ゼンカイジャー』の出演を経て、明確に“役者としての未来”を見据え始めた。

そんな彼はインタビュー中、幾度もこの言葉を口にした。「自分らしくありたい」と。

誰かに憧れたり、誰かの背中を追いかけたりはしない。「役者・駒木根葵汰」の型を見つける旅に、彼は今羽ばたこうとしている──。

『ゼンカイジャー』で芽生えた“役者のやりがい”

── 駒木根さんは芸能界に入りたての頃はモデルとして活動をしていましたけど、「役者として活動していきたい」という意識はいつ頃から芽生え出したんですか?

この世界に入った時からお芝居は面白そうだなって頭のどこかにありました。だけど、しっかり意識し始めたのは『ゼンカイジャー』の撮影が始まってからです。役者としての未来を考えて撮影に入っていました。

── お芝居をする上でやりがいを感じていることはありますか?

胸を張って「ぜひ見てください!」と言える作品でお芝居ができているのはすごく幸せなことだし、やりがいを感じることだと『ゼンカイジャー』の現場を経て思いました。

もちろん周りからの評価や目線もすごく気になるし大切なことだと思うんですけど、まずは「自分が演じてよかった」と思えるかどうかの方が僕の中では重要なんです。今は自己満足でもいいんじゃないかなと思っています。

── プレッシャーにも打ち勝てそうですよね。

そこまでプレッシャーとかも考えないようにしてます。自分のやるべきことを精一杯するだけ。自分の人生なんだからって常に思うようにしています。

── そのマインドは物心ついた時から?

ずっとですね。何かを背負って、プレッシャーを感じたりするのはあまりないです(笑)。重く考え過ぎても窮屈になってしまうだけだし、伸び伸びしていないと何も行動できないと思っています。

だから自分らしくやっていくのが一番だと思っています。

できない自分がすごく嫌だった

── 撮影現場でも「自分が楽しんで芝居ができるように」という意識が強いのでしょうか。

それはとてもありますね。自分が楽しく居られる、居心地のいい現場になるようにと意識しています。そのためなら、自ら行動します。そうやって行動することで結果的に周りのキャストさんやスタッフさんも居心地が良くなったりお芝居がしやすかったり、そういうことに繋がっていくと『ゼンカイジャー』で学びました。

── 一方で、アフレコを含め「できないことに対する悔しさ」みたいなことを吐露される場面もありました。できないことをできないままにしない厳しい一面もあるのかなと。

たしかに。気づかないうちに背負っているものがあったのかもしれないですね。それこそプライドみたいなものがあったのかなって。自分の中にこれだけは譲れないと思うことはありました。

── いい意味で、あまりプライドを持たない主義なのかなと勝手ながらに思っていました。

僕自身、『ゼンカイジャー』の現場で初めて気づいた新しい一面です。アクションのプロであるスーツアクターさんやアフレコのプロである声優さんなどベテランの方たちに囲まれていて、僕1人だけが経験が浅い。自分だけができていない環境に放り込まれることが初めてだったのもあって、できない自分がすごく嫌だったんです。

── そこで諦めないのがすごいと思います。

「未経験だから」って甘やかされていると感じることもあったので、気づくと見てろよ!って強く思ってました。できないことにも食らいついていけたのは、意外とプライドが高かったからなんだろうなと気づきました。

「役者・駒木根葵汰」の型を確立したい

── こういう役者さんになりたいといった、今後の目標はありますか?

実は特にないんです。誰の背中を追うわけでもなく、自分らしく自分が楽しめるような型を見つけていけたらいいなと思っています。すごく傲慢かもしれないけど、それが誰かの憧れになったらいいなとは思っています(笑)。

── 今はその型を模索中?

まだまだ模索中です!「役者・駒木根葵汰」というもの自体が確立できていないので。まずは自分がどんなキャラクターを持っているのか、そのキャラクターを受け入れてもらえるようにどうすべきか。そこに向かって頑張らないとなと思っています。

ただ、自分らしく生きることをブラさずに進んでいきたいです。

── では、こういう作品や役柄に挑戦してみたいとかはあります?

いろんな作品や役に挑戦してみたいです。役者の道を歩み始めたからには、いろんなお芝居を経験してたくさん蓄えていきたい。

……と言いつつ、若いうちに青春系の作品に挑戦したいですね(笑)。

── 恋愛ものとか?

(頷く)若いうちに高校生役をしておかないと、若い時の心がどんどん失われていく気がして……。高校生ってどんなんだったっけ?と遠ざかっていくので(笑)。でも学生服はしんどいな……心と体がマッチしていなそう(苦笑)。

── 『ゼンカイジャー』でアクションに挑戦していたので、アクションものもできそうだなと。

あ、そういえば! 今一番やりたい作品はアクションかもしれないです。

── ちなみにアクション同様、『ゼンカイジャー』で挑戦していた声のお芝居はいかがですか……?

(食い気味に)声のお仕事はやめておきます……! 1年やってみて、プロはプロだなと分かりましたから。自分の中では少しはできるようになったと思っていますけど、アフレコを理解しただけに声優さんたちの存在がすごく遠のいていったので。僕には大声を出すくらいしかできないなって思いました(笑)。

── あはは(笑)。今後の「役者・駒木根葵汰」が楽しみです。

良くも悪くもすごく期待されていると感じることが増えてきて、これから先のことがちょっと怖くなっているんですよ。だけど、その期待は重く受け止めるようにしています。期待に応えるために頑張らないとというプレッシャーはきちんと受け止めて自分のモチベーションに繋げていきたいと思っています!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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テレビ朝日系「機界戦隊ゼンカイジャー」2月27日 日曜午前9時30分~いよいよ最終回!

テレビ朝日系「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」にゼンカイザーブラック/五色田介人役で出演が決定! 3月6日から毎週日曜午前9時30分~放送。

4月4日(月)駒木根葵汰1st写真集「Key」発売決定。
https://linktr.ee/kiita_komagine

3月30日(水)『Horipro Actors Live~episode 1~』出演決定!
https://stellacasting.jp/works/840/

2月5日(土)~3月21日(月・祝)の土日祝 機界戦隊ゼンカイジャーショーシリーズ第4弾 シアターGロッソ
https://at-raku.com/hero/

4月17日~5月29日  機界戦隊ゼンカイジャー ファイナルライブツアー2022|イベントのチケット ローチケ[ローソンチケット]
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撮影/渡辺誠司、取材・文/阿部裕華、ヘアメイク/吉村健、スタイリング/千葉良、衣装協力/ニット\¥22,000、ブルゾン\¥52,800/共にAS STANDARD(アドナスト ミュージアム TEL:03-5428-2458)、パンツ\¥17,600/BIG JOHN(ビッグジョン TEL:086-477-3800)、ブーツ\¥41,800/TAKE FIVE MILE(ノーネーム TEL:078-333-1341)
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