【動画インタビュー】気になる!あの映画の“ウラ話” by.映画パーソナリティ 伊藤さとり
Vol.3『野球部に花束を』醍醐虎汰朗×飯塚健監督「“何も考えずに楽しめる何か”を撮れたら」
第3回
(左から)飯塚健監督、醍醐虎汰朗、伊藤さとり
映画パーソナリティの伊藤さとりが注目する最新映画のキャスト、監督、スタッフ等にインタビューする、東映チャンネルのオリジナル番組「伊藤さとりのシネマの世界」。
8月のゲストは、8月11日(木・祝)より公開の映画『野球部に花束を』から、主演の醍醐虎汰朗さんと飯塚健監督が登場!
撮影ウラ話満載のインタビュー映像をお届けします。
醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、髙嶋政宏ら豪華共演の抱腹絶倒エンタメ!

『ドラフトキング』(集英社「グランドジャンプ」で連載中)などが熱狂的に支持されている、“野球小僧漫画家”クロマツテツロウによる伝説的コミック『野球部に花束を ~Knockin ’On YAKYUBU’s Door~』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)が実写映画化!
野球に没頭した中学時代に別れを告げ、茶髪にイメチェンし、青春を謳歌しようと高校に入学した主人公・黒田鉄平が、ひょんなことから再び野球部に入部することになり、想像とは大きく異なる高校生活を送る羽目になる姿を描く。
絶対的な“鉄の掟”が支配する、高校野球部という名の地獄……。悶絶しながら毎日の練習に励む球児たちの行く末はいかに!?

主人公・黒田鉄平に扮したのは、舞台『弱虫ペダル』の小野田坂道(3代目)や、新海誠監督の『天気の子』で主人公・森嶋帆高を演じた注目の若手俳優・醍醐虎汰朗。“生贄”となる新入部員を体当たりで演じた。
野球部のチームメイト・桧垣主圭役で、ミュージカル『刀剣乱舞』や『テニスの王子様』2ndシーズンなど2.5次元俳優としても熱視線を集める黒羽麻璃央、亀井大作役で駒木根隆介、森毅役で市川知宏、薫田敦人役で三浦健人が共演。
さらに、野球部の監督・原田誠には髙嶋政宏、高校球児役で小沢仁志、そして劇中の“野球部あるある解説者”を、プロ野球OBで現在YouTuberとしても活躍する里崎智也が務めるなど、個性豊かな面々が脇を固めている。
監督・脚本を務めたのは、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』、『ステップ』、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』などを手がけた飯塚健。原作にあふれる高校野球への愛を存分に爆発させながら、単なるスポコンでもコメディでもない、共感&胸熱必至の抱腹絶倒エンタテインメントを作り上げた!
【インタビュー】醍醐虎汰朗は「“粗削り感”や“固まってない余白”が魅力」

── 久々に思い切り笑える作品を観させていただいて、すごく楽しかったです!
醍醐虎汰朗(以下:醍醐) 嬉しいです。嬉しいですね(監督と顔を見合わせてにっこり)。
── 最初、この話をいただいたときはどう思ったんですか?
醍醐 僕が習ったことのないスポーツだったので、まずは説得力を持たせるために、野球の練習をだいぶしないといけないだろうなと。一瞬で覚悟が決まりました。
飯塚健監督(以下:飯塚監督) 野球の練習より、坊主にしなきゃな、とは思わなかったの?
醍醐 そっち(坊主にすること)にはあまり抵抗がなかったので、坊主って言われても「あ、はい」だったんですけど。野球に関してはスキルをつけないといけなかったので、結構練習しないと大変だなぁと、身構えた記憶があります。
── この作品(原作)を映画化するきっかけって何だったんですか?
飯塚監督 僕が原作者のクロマツ(テツロウ)さんともともと知り合いでして、原作をいただいて、これいつか(映画に)できたらいいなぁなんて話を、ずっと企画として持ってたんですよね。それでいろんなタイミングだったりとかが、ここならハマる、となりまして。
(今は)まぁちょっと暗い世の中なので、原作を読んだときに感じた“何も考えずに楽しめる何か”みたいなものを撮れたらいいなと思ったのがきっかけです。

── 醍醐さんに主演を、という決め手は?
飯塚監督 粗削り感がいいじゃないですか。今もそういう感じ出てると思うんですけど(笑)。固まってない余白の多さ、みたいなのがいいなぁと思いました。
── 醍醐さん、初の実写映画主演なんですよね。おめでとうございます! 実際の撮影現場に入ってみてどうでしたか?
醍醐 最初、気負い過ぎていたっていうのもあって、何をしていいかわからない状態で初日を迎えたので、ガッチガチからスタートした記憶があって。飯塚監督と「緊張してんのー!?」っていう会話からスタートしたのが、すごく印象的です。

インタビューではこのほかにも、醍醐が現場で笑いをこらえるのに必至だったという、髙嶋政宏演じる野球部の原田監督のシーンや、なんと高校球児役で出演した小沢仁志の貴重な現場エピソードも。その全容は動画をチェック!
さらに、東映チャンネル本編では、ふたりの好きな東映作品についても語っています。ぜひあわせてご覧ください!
『野球部に花束を』
8月11日(木・祝)公開
データ
「伊藤さとりのシネマの世界 Vol.47」『野球部に花束を』放送日時
2022年8月10日(水)23:50~24:00
2022年8月28日(日)17:50~18:00
https://www.toeich.jp/information
東映チャンネル公式サイト
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