【動画インタビュー】気になる!あの映画の“ウラ話” by.映画パーソナリティ 伊藤さとり
Vol.8『貞子DX』小芝風花&川村壱馬 “キラキラ王子”役に「不安だった」
第8回
(左から)伊藤さとり、小芝風花、川村壱馬
映画パーソナリティ・伊藤さとりのYouTube番組「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」。
新作映画の紹介や、完成イベントの模様を交えながら、仲良しの映画人とゆる~い雰囲気の中でトークを繰り広げます。他ではなかなか聞き出せない、俳優・監督たちの本音とは?
今回は10月28日(金)公開の映画『貞子DX』から小芝風花さん、川村壱馬さんが登場! 貞子との共演や、撮影秘話、おすすめ映画のことまでたっぷり語っていただきました。
映画人たちの貴重な素顔をご堪能ください。
SNSで拡散する呪い…超感覚タイムサスペンスホラー『貞子DX』
呪いがビデオを介して拡散されるという衝撃的な設定が世界中を震撼させた最恐ホラーの最新作『貞子DX』。今作は現代社会に適応し、SNSで“拡散”される貞子の呪いと、“呪いの方程式”を解明しようとする主人公たちの対決を描く超感覚タイムサスペンスホラーだ。
貞子の呪いに立ち向かうIQ200の天才大学院生・文華を演じるのは、映画化もされた『妖怪シェアハウス』シリーズや、中島健人とW主演を務めたドラマ『彼女はキレイだった』(関西テレビ・フジテレビ系)など話題作への出演が相次ぐ小芝風花。
文華と共に呪いに挑む自称占い師・前田王司役には、人気グループ THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーで、映画『HiGH&LOW THE WORST X』などにも出演する川村壱馬。
さらに、協力者の感電ロイド役には黒羽麻璃央、文華の母親・一条智恵子役に西田尚美、妹の一条双葉役に八木優希、呪いの謎の解明に文華を誘う人気霊媒師・Kenshin役に池内博之など、若手からベテランまで実力派俳優が集結。
ドラマ『金田一少年の事件簿』(2022/日本テレビ系)や映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』などを演出している木村ひさしがメガホンを取る。
「そのビデオを見た者は、24時間後に、死ぬ。」
IQ200の頭脳を持ち、「すべては科学的に説明できる」と断言する文華(小芝)は、テレビ番組で共演した人気霊媒師Kenshin(池内)から事件の解明を挑まれ、自称占い師の前田王司(川村)と謎の協力者・感電ロイド(黒羽)と共に、デジタル社会に適応し“変異”した貞子の“呪い”の謎を解明すべく奔走する。
SNSで拡散され、瞬く間に広まっていく呪いを止めることはできるのか? 貞子vs天才、呪いvs頭脳の対決の行方とは?
ほぼ同い年の小芝風花&川村壱馬、現場での過ごし方は?【インタビュー】
── 本作へのオファーがきたとき、どう思いましたか?
小芝風花(以下:小芝) めちゃくちゃうれしかったです。有名な“貞子”シリーズに呼んでいただけたんだって、光栄でした。
── 小芝さんホラー苦手なんですよね?
小芝 苦手です!(笑)。なのでお塩を撮影現場に持って行った方がいいのかなぁと思ってたんですけど……。ふたり(川村と)の掛け合いがポップなシーンが多いので、撮影現場は怖いとかはなく、楽しくできました。
川村壱馬(以下:川村) 最初お話いただいて、正直めっちゃうれしかったですし、大チャンスだと思いました。喧嘩のアクションものしか出演したことがなかったので、次どうなるんだというところの“ホラー”で、いい意味で意表を突かれました。
── 『HiGH&LOW』からのまさかの『貞子』で、キラキラ的な王子様っていう。
小芝 ホラーの中で王子様が出てくると思わないですよね(笑)。
川村 確かに(笑)。
── 今までのシリーズも観ていて、この攻め方があったのかと、感動すら覚えました。
小芝 ほんとにホラーかな?っていうのはよく(川村と)話してましたね。川村さんも、ホラーなのにこのキャラで進んでいいのかって悩まれてましたね。
川村 すごい悩みましたし、グループのメンバーたちが試写で観て、感想を言ってもらうまで不安が拭えなかったですね。
── 川村さんが出てから一気にコメディ要素が加速しますよね。でもその前に、小芝さんのこれ(不思議な動作を真似て)で、「あれ? 今までと違うぞ」って。
小芝 現場に入ったら、監督に「なんかこういうの(不思議な動作)やる?」みたいな感じで言われて。最初冗談かと思ってたら、「いやほんとに」って。アレが追加になりました(笑)。
── 脚本よりもさらに小ネタ的なものが増えたんですか?
小芝 そうです。王子(川村)のこういうクセも(動作を真似て)。
川村 現場で、そうですね。
── 決めポーズ?のおかげで、コミカルさがあって、漫画的なところも楽しかったです。
川村 アレ(小芝の不思議な動作)やってみたら分かるんですけど、結構難しいんですよね。
── おふたりは共演してみてどうでしたか?
小芝 楽しかったです。共通点が多くて。学年は(川村の方が)ひとつ上なんですけど、誕生日が3カ月しか変わらないからほとんど同い年で。
しかも大阪出身で、小学生のころ遊んでたゲームとかが一緒だったんで永遠にポケモンの話してて。スタイリストさんに「小学生か!」って言われました。
── 川村さんは一応、占い師(役)だったんですよね?
川村 一応、はい、自称占い師でやらせていただいております。
小芝 占いしてたっけ?
川村 占いは一切、作中ではやっておりません。
小芝 (爆笑)。
川村 カウンセリング的なことはまぁやってましたけど。全然頼りない感じのカウンセラーをやらせていただきました。
小芝 王子の部屋に飾ってあるポスターとか面白い感じになってるので、観て欲しいポイントですね。
川村 現場でNGでポロッと(ポスターが)落ちたり。
── アレね、ファンの人はよろこぶんじゃないかなと思いました。
小芝 ファンの人はアレ欲しいと思います。
── 商品化しないのかな?
川村 いる!?(笑)。
このほかにも、監督のこだわりだったという“不思議なあの動作”の裏話や、めちゃくちゃかっこいいけどちょっと笑える(?)池内博之の霊媒シーン、“女優魂”に感動したという“貞子”との驚きの共演エピソード、さらに過去の恐怖体験やプライベートの話まで、楽しくたっぷりと語っていただきました。
動画後半には、“ガチャガチャ”を引いて質問に答える恒例のコーナーも♪ ときおり関西弁も交えつつ、にこやかな雰囲気で進んでいくインタビュー。動画全編もぜひご覧ください!
『貞子DX』
10月28日(金)より公開
データ
YouTubeチャンネル「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」
https://www.youtube.com/channel/UCVYlon8lP0rOJoFamEjsklA